年の初めには目標やその年にやりたいことなどを書きだしたりしますが、そのうちのひとつが「今年こそ本をたくさん読もう」ということ。
しかし、まったく実行できていない。
こんなに毎年リストに挙げるのにやらないということは、本心では望んでないということ?…とも思いますが、そんなことはない。(笑)
ようやく最近読み出した本が 山本文緒さんの「ばにらさま」。
山本文緒さんは大好きな作家さんで、今まで出された本はほとんど読んでいました。途中で闘病のため執筆活動を中断されましたが、復帰後に「再婚生活」が出版された時もすぐに書店に行き購読。
アメリカに来てからは私の趣味のひとつだった「本屋をぶらつく」ことも少なくなり、しばらくは読書からも遠ざかっていたので、彼女の活動状況なども知らずに過ごしていました。
しかし今年の初め頃にふと、「山本文緒さん、新刊でたのかなぁ~」と気になりネットで調べていたら、2021年10月に彼女が亡くなっていたことを知りました。
ショックでした。
亡くなる直前まで綴っていた闘病日記「無人島のふたり」が刊行されていると知り、どうしても読みたくなり、「ばにらさま」と一緒にアマゾン・ジャパンで購入し海外発送してもらいました。
大好きな作家さんが亡くなるのは本当に辛いです。
私は向田邦子さんも大好きで、やはり彼女の作品はすべて読んだり、ドラマのDVDまで買ったこともあったんですが亡くなられてしまい、あの時も本当にショックでした。
本を読みたいとは思いつつ、私は本を読むのが遅くて、おまけに家で読書しているとついついあれこれやり残しの家事などが頭をよぎってしまい、なかなか読書に没頭できないのです。
日本ではもっぱら通勤や移動中の電車の中が読書スペースだったけれど、ここアメリカはいっつも車移動。一番の読書タイムは日本帰国の際の飛行機の中になってしまいました。(笑)
そんな言い訳はさておき、今年こそ読書の秋を楽しみたいと思います。
今週のお題「最近読んでるもの」