るー’s OC journal

アメリカ生活・旅・ワンコ・食… 雑多に書いてます。

アメリカのセールス

 

前回の記事で「押しの強い子が素晴らしい営業マンに」と書いたけれど、それにはワケがありまして...

 

夫に公園で会った「押しの強い子」の話をしたところ、「その子、Ashelyのセールスマンになれるね。」と言われ、思わず大笑いの私達。

ちなみに、「Ashely」とはアメリカにある家具のチェーン店です。

 

1年位前でしょうか。家のベッドマットレスを新調するためにいろいろお店を見ていたのですが、その時にAshleyにも行きました。

Ashleyはお店に入るとすぐにひとりのセールスマンが張り付き、店内を案内してくれます。(自由に店内を歩き回れないタイプの店)

私達が訪れた時ももちろん男性の早口なセールスマンがササっと近くに来て、「今日は何をお探しですか?」的なことを言いつつ、ぴったりと張り付いてきました。

とりあえず、マットレスを見に来たことを伝えると「OK~!」と世間話しをしながら、どんどんマットレスコーナーへ突き進んでいくセールスマン。私はディスプレイされているインテリアを見るのも家具屋に来るひとつの楽しみなので、「他の物も見て周りたいのに…」と夫に伝えると、

「僕は彼が好きじゃない。だから早く終わらせたい。とりあえずマットレスだけ見て店を出よう。」と言うのです(笑)

あのセールスの態度をみれば気持ちはわかる。了解しておとなしくマットレスコーナーへ直行。

 

そこではまずセールスマンがお薦めするマットレスを2つ紹介され、私達が実際に寝心地を試した後、どちらがいいか聞いてきました。

私達がその内のひとつを選ぶと、「そうだろう!そのマットレスが一番だよ!」と言い、延々とその良さを聞かされまして…

次に、ベッドマットレスの分割払いキャンペーンをやっているから…と説明が。60回なら月々〇〇ドル、48回なら…云々。たぶん5年ローンまで組めたかも?

夫も私も明らかにうんざりしていましたが、

「ローンはわかった。…で、結局このマットレスはいくらなの?」と夫が尋ねたら、なんと!$10,000クラスのマットレスだったのです!日本円なら100万円以上😳(今なら150万円か…)

テキトーにセールスマンの話を聞いていた私達ですが目が覚めましたよ。

クオリティの良さは大切だけど、さすがに私達はマットレスにそこまで投資はできない。

 

そこで私達が引こうとすると、

「君達は自分の身体にいくら払う?自分の健康のためにいくらなら払う?保険にいくら払ってる? 寝具が健康に及ぼす影響を考えたことある??」…と、これまた延々と。しかも彼の声は段々と大きくなり、まるで脅しのような口調になってきたのです。こちらが口をはさむ余裕すらない。実際私は恐怖を感じてました。

とにかく早くこの店を出たい!その一心だった時、夫が「とりあえず検討してキミに連絡するから。」と言った後もひと悶着(?)ありましたが、どうにか無事に店を出ることができました。

まあー、すごい押しが強いセールスで怖かったぁー。

たぶん歩合制なんでしょうが、あんな営業の仕方は逆効果じゃないかなぁ?

全てのAshleyの店員がこうだとは思いませんが、トラウマになりそうな体験でした。

私がひとりではあの店には行くことは絶対ないと思います。

睡眠は大切だワン



ちなみにマットレスは別の店で買いました(笑)